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2009年11月12日 (木)

浜松国際ピアノコンクール 第1次予選 (結果)

第1次予選の結果、以下のコンテスタントが通過した。コロン以下は、そのコンテスタントの指導者である。

【1日目】
 ○F.デュモン(仏):W.G.ナボレ/L.フライシャー/B.リグット 
 ○A.タヴェルナ(伊):S.ペルティカローリ/L.マルガリウス
 ○野木成也(日):D.メルレ
 ○I.ルージン(露):S.ドレンスキー/T.ゼリクマン/L.ナウモフ
【2日目】
 ○A.デュ・グロレ(仏):B.ペトルシャンスキー/I.グティン/H.カルティエ-プレッソン
 ○アン・スジョン(韓):J.オコーナー/カン・チュンモ/T.ファイ
【3日目】
 ○アン・ジョンド(韓):P.ギリロフ
 ○ハン・サンイル(韓):キム・デジン/カン・チュンモ/W.マンツ
 ○J.J-W.ムーン(豪):A.ヴァルディ
 ○チョ・ソンジン(韓):S.R.パク/S.J.シン
【4日目】 
 ○K.トシャコフスキー(ポーランド):P.パレチニ
 ○イエ・シーチン(中):V.カプリンスキー/ダン・タイソン/H.K.チェン
 ○D.オニシチェンコ(ウクライナ):A.ヴァルディ/L.ナウモフ/A.ディエフ
 ○S.ネグルシュ(ルーマニア):J.オコーナー
 ○チャン・ソン(韓):V.クライネフ/C.P.リム
 ○加藤大樹(日):江口文子/種田直之
【5日目】
 ○F.メルダノワ(露):E.ヴィルサラーゼ
 ○S.ダネッシュプール(米):L.フライシャー/O.ヴォルコフ
 ○尾崎有飛(日):A.ヴァルディ、江口文子
 ○G.ヤヌセーヴィチュス(リトアニア):V.クライネフ/Z.メニケール/J.ピアプロジェスキス
 ○ホ・ジェンウォン(韓):カン・チュンモ
 ○T.サリムジャーノワ(ウズベキスタン):I.プロトニコワ/T.ポポーヴィッチ
 ○E.ガサノフ(露):L.ロシーナ
 ○キム・ヒョンジョン(韓):カン・チュンモ

以上、24人である。一見して明らかなように、韓国のコンテスタントの通過が圧倒的に多くて、7人に及んでいる。また、そのうち4人までが、カン・チュンモの門下から出ていることは特筆できる。ロシア圏からは、ロシア3、ウクライナ1の計4名。西欧からは、フランス2、イタリア1の計3名。さらに、米国から1名。東欧圏は、ポーランド、リトアニア、ルーマニアから1名ずつの3名。韓国を除くアジアは、地元日本の3名のほか、中央アジアのウズベキスタン1、中国1の5名。韓国を含めると12名となり半数を占める。ほかに、オーストラリアから1名が通過した。

審査委員の門下からは、10名が2次予選に進んだ。アリエ・ヴァルディ、ジョン・オコーナーの弟子たちが、それぞれ2名ずつ残ることになった。そのほかでは、歴史的な名教師のレフ・ナウモフは別にするとしても、レオン・フライシャー、ウラディミル・クライネフ、さらに江口文子の門下からも2名ずつが残った。江口はPTNAの理事で、現在は昭和音大の教授を務める日本のピアノ教育の重鎮である。チャイコフスキー・コンクール優勝の上原彩子を指導したことでも知られ、ヤマハの教育システムの主導者であった。

ノーマークだった人は、ジェームス・ジェウォン・ムーン。落選に驚いたのは、パク・ジョンへ。そのほかは、取捨に迷ったメンバーがほとんどで、平均点で選ばれたのは理解できる。韓国人でなかったら、上に行っていたという人は、あと数人いたかもしれない。そのなかで、ハン・ユンジョンが落ちたのはすこし残念。また、キム・ジュンヒも通過できなかった。ヴィヤチェスラフ・ロンジン、パヴェル・ミンガリョフも、もうすこし見たかった。ただ、こちらは映像配信で聴いているだけだから、現場で聴くクオリティとはまたちがうのは止むを得ないところだが。

実力者では前述のパク・ジョンヘ、キム・ジュンヒのほか、アナ・シェレスト、エレン・ティスマン、ディナーラ・クリントン、ショーン・ケナード、スタニスラフ・ヘガイ、それに、演奏途中で棄権したセルゲイ・ソボレフが漏れた。

日本人コンテスタントからは、高木竜馬、水谷桃子などが落選。高木はある意味では予想どおりなのだが、特に注目されていた人だけに、残念な結果だったといえるだろう。日本からは、野木成也、加藤大樹、尾崎有飛が次のラウンドに進む。

年齢でみると、最年少はチョ・ソンジンの15歳であるが、これを含めて、10代は5人。つまり、2次進出者のうち、19人までが20代だが、そのうち、年齢制限により次回大会の出場が微妙な25歳以上は8人で、年少者が活躍する印象の浜コンの歴史のなかでは、かなり平均年齢が高いなかでのコンペティションとなる。

翌日から、早くも第2次予選が始まる。例年、ここからはコンテスタントたちがドラスティックに変わっていくので、さらに中身の濃い争いになりそうである。

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コメント

初めまして。
浜松コンクールの、色々貴重な情報を提供してくださって、本当にありがたいと思います。クラシックは大ファンなのですが、ピアノの世界には疎いので、コンクールのネット配信を聴くうえで大変に参考になり、助かります。

はじめまして♪
浜松のコンクール、ネットで視聴していますが、すべてをみているわけではないので、とてもおもしろく読まさせていただいております。
わたしは今回、パクさんを応援していて、配信からも音のきれいさ、ゆたかさが伝わってきていたので、当然のようにファイナルあたりまで残られるとおもってただけに、びっくりしました。
他のかたたちの演奏をすべて聴いてるわけではないので、
なんともいえませんが、おそらくとってもレベルのたかい争いなのでしょうね。
それとも、パクさんのようなタイプのピアニストは、コンクール向きではないのでしょうか……などなどあれこれ思い悩んでしまいました。

さて、でもこれから2次から本選まで、わかわかしいピアニストならではの音楽を、楽しみたいとおもっています。よろしくおねがいいたします。

かおさん、コメントありがとうございます。まったくのドシロウトの見解ながら、なにかの役に立っているなら幸いです。まあ、気楽に楽しみましょう!

まりこさん、はじめまして。審査員も、13人もいると考えに開きが出てきます。1次で落ちたからといって、力がないとか、コンクール向きでないということではなく、そのときの状態や、審査員との相性もあるはずです。

現に、パクさんは他のコンクールでは派手な実績を挙げたこともあります。ただ、今回の審査員とは相性が悪かったということでしょうね。自分なりに尺度をもって、コンクールを楽しめばいいのだと思います。

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