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2009年11月 8日 (日)

浜松国際ピアノコンクール 第1次予選 (第1日) 11/8

8日から、浜松国際ピアノコンクールの予選が始まった。最終的に、85名のコンテスタントで争われることになった。今回も映像配信でリアルタイムに演奏を聴くことができるが(演奏終了後はアーカイヴでも聴ける)、現在、夕方のブレイク中である。ここまで9人のコンテスタントが演奏した。なお、第1次予選は、以下の課題曲で争われている。

1、J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集より1曲。ただし、フーガが三声以上のものとする。
2、J.ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのソナタより第1楽章または第1楽章を含む複数の楽章
3、ロマン派の作曲家の作品より1曲

まだ10分の1ほどを聴いたところだが、やはり、レヴェルは高いという印象だ。既に初日注目のアレッサンドロ・タベルナ(イタリー)も演奏を終えた。第1次予選は、彼としては好調とはいえないパフォーマンスのように見えたが、バッハのプレリュードの堂々たる解釈や、ショパンの後半でみせた詩情のふかい演奏は、いかにも彼らしいものだろう。

その前に演奏したフランソワ・デュモン(フランス)も気骨のあるコンテスタントだった。調べてみると、ブルーノ・リグットを師にもち、2007年のエリーザベト王妃コンでファイナリストになっている。また、アニメというレーベルから、5枚組のモーツァルトのソナタ全集を出しているようだが、古典派の解釈とパフォーマンスには、優れたものをもっているのは確かだ。バッハでも、すぐにフランスのコンテスタントとわかる音色の華やかさを示している。ただ、バッハのフーガではテンポを落として厚みをもたせた表現を試みた分、ややテンポにふらつきが出た点を指摘しておきたい。

そのほかでは、バッハとハイドンの演奏で、ギリシャのアレクシア・ムーサが目立った。軽重をうまく弾きわけた演奏で、宗教性は薄いが、舞曲の躍動感が溢れている。ショパンは左手の保持が甘く感心しないが、このラウンドでは、ロマン派のウェイトは低いと思われるので、もういちどチャンスが与えられる可能性はある。13歳で最年少のタミ・リン(カナダ)は2番目に登場した。ロー・ティーンだけにフィジカル面の弱さから来る弱点は避けようもないが、バッハのフォルムの作り方などにセンスを感じる。ただし、ムーサ同様、バッハを普通の曲として弾いてしまっているのが印象を弱めてしまう。

4番目に、日本人のトップ・バッターとして浅川真衣が登場した。清楚な演奏を披露した。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの関連イベントで、2006年末におこなわれた「のだめ杯」ピアノ部門で最優秀賞を獲得、その後、マスタークラスや関連公演に出演している。

本日は、あと8人が演奏する予定。はるばるスーダンからやってきた、ヤジ・イブラヒムが登場するのが楽しみである。

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