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2009年11月 4日 (水)

浜松国際ピアノコンクール 開幕直前!

第7回を迎える浜松国際ピアノコンクール(浜コン)が、間もなく開幕する。前回優勝者で、直前のリーズ国際でも2位を受賞したアレクセイ・ゴルラッチがオープニング・コンサートを行ったあと、8日から予選が始まる。9月初旬に発表された参加者数は、98名(既に数人がキャンセル)。韓国やロシアからの参加が多いが、中国、アメリカ、カナダ、フランス、イタリア、イスラエル、オーストラリア、ギリシア、ルーマニア、リトアニア、ウクライナ、グルジア、ウズベキスタン、カザフスタン、ボリビア、スーダン、タイ、台湾、シンガポールからのコンテスタントを迎え、非常に国際色ゆたかなコンペティションとなっている。

前回大会で個性的な演奏を披露して話題となり、セミ・ファイナルまで進出。今年のe-コンペティションで優勝、直前のリーズ国際でもサーシャ・グリャクとゴルラッチに次ぐ第3位となったアレッサンドロ・タヴェルナが、エントリーどおりに参加するのであれば注目を集めそうだ。前回大会の活躍者では、ほかに当時は15歳の最年少で2次予選進出を果たした水谷桃子がいる。PTNAのコンペティションでも名を馳せる早熟の彼女も18歳となり、今回のコンペティションに勝負を賭けることになる。ウクライナのディナーラ・クリントンは写真をみる限り、前回大会で印象的だったディナーラ・ナジャーフォヴァ(セミ・ファイナル進出)と同じ人に見えるが、実際、どうなのかはわからない。

そのほかでは、入賞者や2次以降の選考に残ったコンテスタントの再エントリーはなく(1次で落ちた人は憶えていない)、わりに新しい顔触れによるコンペティションとなる。日本勢では、ジュニア時代から才能を嘱望される高木竜馬が、16歳でこのコンペティションに初のエントリーとなるほか、前回3位となった北村朋幹を輩出した東京音楽コンクールからは高木のほか、今年の覇者で、19歳の加藤大樹が出場し、期待を集める。

今シーズンで幕を下ろしたインキュベーションの浜松国際ピアノアカデミーからは、最後におこなわれるコンペティションで第1位となった韓国のCHO Seong-Jin(チョ・ソンジン)が最年少となる15歳でエントリー(アカデミー受講時は14歳だった)。第2位の高木のほか、第5位で地元出身の仲田みずほがエントリーしている。

外国勢では、今年のミネソタのe-コンペティションでタヴェルナの3位だった、TYSMAN Helene(エレン・ティスマン,フランス)。その後は揮わないもの、2007年のチャイコフスキー国際コンクールで第4位だった、SOBOLEV Sergey(セルゲイ・ソボレフ,ロシア)。2005年、ルイジアナ国際コンペティションで第1位を獲得、ロシアのマイナー・レーベルから録音が出ている、SHELEST Anna(アナ・シェレスト,米国)。今年のダブりン国際で、ゴルラッチの2位だった、PARK Jong-Hai(パク・ジョンヘ,韓国)。田村響の優勝した2008年のロン・ティボー国際コンクールで第2位だった、KIM Jun-Hee(キム・ジュンヒ,韓国)・・・といったところが主要な顔触れ。

そのほか、中小のコンクール、ジュニア・コンクールで活躍した人たちは数知れずという感じ。そのなかでは実績からいって、例えば、MOROZOVA Ksenia(クセーニヤ・モロゾワ)とMERDANOVA Fatimat(ファティマット・メルダノワ)の両ロシア勢が気になるところだ。

審査委員は、委員長と名誉委員長の中村紘子、アリエ・ヴァルディ、ファニー・ウォーターマンの3氏を筆頭に、ショパン研究の重鎮であるピオトル・パレチニ。ロシアの歴史的な名教師、セルゲイ・ドレンスキー。名教師、ナディア・ブーランジェの高弟として知られるドミニク・メルレ。玄人好みする中国の名ピアニスト、シュー・ツォンなどなど、ことしも、世界の著名なピアノ・コンクールで審査を担当し、教育界でも重い位置を占め、かつ、自身も広く活躍するという名士たちが揃っている。
 
コンペティションは、セミまでが独奏、本選はオーケストラとの協奏となる。8日から5日間で第1次予選が争われ、第2次予選は13日から3日間、第3次予選(セミ)は13日から2日間、本選は21日から2日間で争われる。開幕から2週間ばかりもつづく長丁場である。

前回優勝者のゴルラッチが、いまだにコンクール戦線を闘っているなど、ピアニストとしての道はなかなか平坦ではないが、素晴らしいコンテスタントが出てくることを祈りたい。

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