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2009年11月15日 - 2009年11月21日

2009年11月19日 (木)

浜松国際ピアノコンクール 第3次予選 (結果)

浜松国際ピアノコンクールは18日、第3次予選(セミ・ファイナル)の演奏がおわり、結果が発表された。予選通過者は、以下のとおりとなっている。

 ○No.16 フランソワ・デュモン,フランス
 ○No.4 アン・スジョン,韓国
 ○No.10 チョ・ソンジン,韓国
 ○No.29 ホ・ジェウォン,韓国
 ○No.20 エルマール・ガサノフ,ロシア
 ○No.36 キム・ヒョンジョン,韓国

【韓国のコンテストたちの活躍】

驚くべきことにというべきか、予想どおりというべきか、ファイナル進出者のうち4人を韓国のコンテスタントが占めることになった。しかも、まだ大学に上がっていないチョ・ソンジンを除く全員が、現在、もしくは、これまでに韓国国立芸術大学のカン・チュンモの指導を受けている。しかも、それらのコンテスタントは一様に似たような性質を示しているわけではなく、実に個性的なのだ。技術と表現の両方にわたって、韓国国内で非常に優れたトレーニングがおこなわれていることが窺われ、折角、おとなりの国なのだから、日本の音大も彼らの指導に学ぶべきときが来たのではないかという気がする。

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2009年11月18日 (水)

浜松国際ピアノコンクール 第3次予選 (2日目) 11/18

浜松国際ピアノコンクールは第3次予選の2日目を迎え、この日の演奏を終えると、いよいよファイナリストが決まることになります。

【No.7 チャン・ソン,韓国】

この日のトップ・バッターは、チャン・ソン。まず、リスト『愛の夢』をしっとりと弾きあげたあと、大曲の『ロ短調ソナタ』に移ります。2次ではガサノフ、初日ではアン・スジョンの水準の高い演奏がありました。それと比べると、チャン・ソンの演奏は、すこし見劣りがあります。全体的に打鍵がナーバスな感じもありますが、後半の最弱奏部では、それが異常に繊細な響きに聴こえて、かえってアピール・ポイントになっています。また、緻密な構成力という点では、3人のなかでもトップといえます。ただし、その実施においては少しずつ舌足らずな部分があり、演奏の風格を損なっています。例えば、1拍ごとの保持が足りないとか、ルバートがすこしきついなどという点です。

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浜松国際ピアノコンクール 第3次予選 (初日) 11/17

浜松国際ピアノコンクール、第3次予選の模様をリポートします。

【No.16 フランソワ・デュモン,フランス】

演奏順の抽選で1番を引いたために、常にトップで弾きつづけねばならないフランスのデュモンですが、ここまでは、先駆けとしての役割をプラスで見てもらっているように思えます。彼がいなくなると、いよいよ東アジア選手権になってしまうため、頑張ってもらいたいところです。

最初のベートーベンは、「テンペスト」ソナタですが、序盤、些細なミスからリズムに乱れが出てしまい、その後も流れに乗りきれない印象です。古典派以前の表現には大きな期待を抱いていただけに、すこし残念な感じがしました。ただし、丁寧にコートされた響きのニュアンスの多彩さは、これまでの演奏でしっかり示してきたところ。少しずつ盛り返しましたが、どうでしょうか。

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尾高忠明 エルガー エニグマ変奏曲 札幌交響楽団 @東京オペラシティ 11/17

札幌交響楽団は1989年以来、1年に1回以上、欠かさすことなく東京公演を行ってきたオーケストラだ。今回の公演が22回目というから、その息の長い活動には敬意を払わなくてはならない。今回は音楽監督の尾高忠明に率いられて、尾高得意のオール・エルガー・プログラムを演奏した。

結論を先に言うと、感動的な公演だった。ポイントはいくつかあるが、いちばん大事なことは、エルガーのこころを伝える演奏だったということである・・・否、正確には、作曲家の名前のまえに「アリス夫人に支えられた」という形容詞をつけるべきなのかもしれない。一般的によく知られているように、エルガーは天才的なアマチュア作曲家であり、その彼をやる気にさせ、才能を開花させて本物の音楽家として目覚めさせ、ついには英国のこころとまで言われるような作曲家にまで上り詰めさせたのは、アリス夫人であったとされている。

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2009年11月17日 (火)

浜松国際ピアノコンクール 第3次予選のみどころ

浜松国際ピアノコンクールは、17日から第3次予選(セミ・ファイナル)を迎える。ここで12人から6人程度に絞られて、協奏曲による最終選考を迎えることになる。

しかし、実際のピアニスト稼業に必要不可欠であるかどうかは別として、私は協奏曲をよく弾けることに、ピアニストの評価を置いていない。むしろ単独のリサタルや室内楽で、どれだけ中身のあるパフォーマンスをできるかということのほうが、はるかに大事なことだと思えてならないのだ。ゆえに私は。浜コンではセミ・ファイナルをもっとも重くみたいと思っている。ファイナルはおまけみたいなもので、さらに誰が何位をとるかなどというのは、それほどの関心事ではない。

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2009年11月16日 (月)

ダリ・ピアノトリオ 大阪国際室内楽コンクール グランプリ・コンサート @津田ホール 11/13

大阪国際室内楽コンクールは、非常に評価の高いコンペティションだ。まず、室内楽専門のコンクール自体が、世界的にもさほど多いわけではない。また、弦楽クァルテット以外のピアノ・トリオなどの室内楽カテゴリーや、特殊な編成によるグループの部門まであるのが大きな特徴となっている。

そして、実績もある。第1回のオルフェウス弦楽四重奏団、ロータス・カルテットをはじめ、我らがクァルテット・エクセルシオ、ヘンシェル、ベルチャ、プソフォス、レゾナンス、ベネヴィッツなど、(私の知っている限りでは)弦楽四重奏団ばかりであるとはいえ、プロの世界に踏み込んで高い評価を得ているグループが多い。今回は、昨年のコンペティションでピアノ・トリオの部(第2部門)で優勝したダリ・ピアノトリオを聴いてきた。結論から言うと、ピアノ・トリオとしては、まだまだ時間と経験が必要だと思われた。

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2009年11月15日 (日)

浜松国際ピアノコンクール 第2次予選 (結果)

浜松国際ピアノコンクール、第3次予選への進出者が以下のように決まりました。

【1日目】
 F.デュモン(仏) A.タヴェルナ(伊) 野木成也(日)
 アン・スジョン(韓) J.J-W.ムーン(豪)
【2日目】
 チョ・ソンジン(韓) チャン・ソン(韓) 加藤大樹(日)
【3日目】
 尾崎有飛(日) ホ・ジェンウォン(韓) E.ガサノフ(露)
 キム・ヒョンジョン(韓)

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浜松国際ピアノコンクール 第2次予選 (第3日) 11/15

浜松国際ピアノコンクールも、本日の演奏でセミ・ファイナルとなる第3次予選への進出者が決まります。

【No.14 サラ・ダネッシュプール,アメリカ】

トップ・バッターのダネッシュプールは、いきなりドビュッシーの「パゴタ」で濃厚にスタートします。夏のコンサートのときに、小川典子女史が「じっとりと湿り気がへばりつくようなイメージ」を、寒い国の子たちに理解してもらうのは難しいと言っていましたが、その苦労が伝わるカラッとした演奏。しかし、見知らぬ国にある不思議なものへの積極的なイマジネーションが感じられ、渋めの音色に託したミステリアスな表現は理解できます。

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