2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 2009年11月15日 - 2009年11月21日 | トップページ | 2009年11月29日 - 2009年12月5日 »

2009年11月22日 - 2009年11月28日

2009年11月28日 (土)

ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール 第1次予選 (初日)

ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールの初日、情報収集を含めて、会場となっている八王子、いちょうホールを訪ねた。私が聴けたたのは、2番目のデイヴィッド・エガートから加藤文枝まで。なお、第1次予選は、次のような課題曲で争われている。

1、バッハ:無伴奏チェロ組曲 プレリュード/サラバンド
       (第4番 or第5番 or 第6番)
2、ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第1楽章
       (第3番 or 第4番)
3、フレスコヴァルディ:トッカータ(カサド編)
4、日本人作品 尾高惇忠:瞑想

まず、全体的な感想であるが、初日については、レヴェルが高いとはお世辞にもいえない状況であった。メンツを眺めていると、18日以降のほうが実力者が出てきそうな感じであり、初日は日本人国内組を中心としたライン・アップではあったが、現在までのところ、私の正直な感想はそんな感じに止まった。

続きを読む "ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール 第1次予選 (初日)" »

2009年11月25日 (水)

ガスパール・カサド国際チェロコンクール 間もなく開幕!

浜松国際ピアノコンクールが終了したばかりだが、八王子のガスパール・カサド国際チェロ・コンクール(カサド・コンクール)も、27日から開幕する。

【コンクールの特徴】

なぜ、八王子なのか。20世紀の大チェリスト、ガスパール・カサドのご内儀であり、優秀なピアニストであった原智恵子女史の遺志が、関係している。1967年に亡くなった夫の名前が冠されたチェロ・コンクールは1969年以来、イタリアのフィレンツェを舞台におこなわれ、ミッシャ・マイスキーらのチェリストを輩出していたが、1990年に智恵子夫人が帰国したのを機に、その伝統は途切れてしまった。病で帰国した智恵子夫人は、自らが晩年を過ごす八王子でコンクールを復活させることを願っていたが、その志を果たせぬまま他界。しかし、その志を知る市民グループが中心となってNPOを設立し、コンクール復活への努力が続けられた。

続きを読む "ガスパール・カサド国際チェロコンクール 間もなく開幕!" »

2009年11月24日 (火)

15歳 チョ・ソンジンが優勝 ガサノフが2位、3位にホ・ジェウォン 浜松国際ピアノコンクール

浜松国際ピアノコンクールは、21・22日の両日で本選がおこなわれ、23日、入賞者披露コンサートをおこなって、全日程を終えた。結果は、以下のとおりである。

 第1位 チョ・ソンジン,韓国
 第2位 エルマール・ガサノフ,ロシア
 第3位 ホ・ジェウォン,韓国
 第4位 フランソワ・デュモン,フランス
 第5位 キム・ヒョンジョン,韓国
 第6位 アン・スジョン,韓国

続きを読む "15歳 チョ・ソンジンが優勝 ガサノフが2位、3位にホ・ジェウォン 浜松国際ピアノコンクール" »

2009年11月23日 (月)

ベルク ヴォツェック 錯綜した倫理によるメルヒェン・オペラ 新国立劇場 11/21 ②

【ヴォツェックとマリー】

ところで、この作品の、いちばん大事な部分にヴォツェックとマリーの関係があるのは、もちろんである。ふかく愛しあい、結ばれあっているはずの2人が、ついに殺し、殺されるという関係になってしまう筋書きは、実にこころが痛い。典型的なヴェリズモ作品のように、2人の関係は決して崩壊しているわけではない。レオンカヴァッロの『道化師』のように、妻は自由を求め、夫は父権にも似た束縛の権利を主張するという関係ではないのだ。2人はなお、深く結びついている。だが、彼らを悩ませるものは金と宗教であった。

第1幕の最初の場は、あらゆる意味で象徴的である。まず最初に、大尉が部下である床屋あがりのヴォツェックに散髪をさせている場面で、2人の関係が暗示的に描かれる。たとえ上官といえども、部下に髪を切らせるという関係はまずない。その秘密・・・つまり、どうやら、ヴォツェックが大尉に対して金銭的な借りがあるらしいことは、あとになってわかる。そして、この金銭の問題こそ、ヴォツェックが医者の言うなりになり、狂ってしまうもとにもなっていることを憶えておこう。

続きを読む "ベルク ヴォツェック 錯綜した倫理によるメルヒェン・オペラ 新国立劇場 11/21 ②" »

2009年11月22日 (日)

ベルク ヴォツェック 錯綜した倫理によるメルヒェン・オペラ 新国立劇場 11/21

新国立劇場の公演で、ベルクの歌劇『ヴォツェック』を拝見した。この作品は昨年に上演された『軍人たち』とともに、惜しくもこの世を去った劇場のディレクター、若杉弘が上演を念願していた演目だった。彼自身が指揮を振る予定にもなっていたが、その早すぎる死により、バトンはハルトムート・ヘンヒェンにわたった。新国の舞台は久しぶりに観るのだが、彼の置き土産をたっぷりと楽しませてもらうことになった。

なお、このプロダクションはバイエルン州立歌劇場との共同制作となっており、2008年11月にドイツでプレミエが出されている。演出は、アンドレアス・クリーゲンブルク。

【錯綜した倫理によるメルヒェン】

さて、最初はベルク論というよりも、ビューヒナー論になってしまうかもしれないが、作品についての視点を定めておきたいと思う。

続きを読む "ベルク ヴォツェック 錯綜した倫理によるメルヒェン・オペラ 新国立劇場 11/21" »

« 2009年11月15日 - 2009年11月21日 | トップページ | 2009年11月29日 - 2009年12月5日 »

ツイッター

  • ツイッター

最近のコメント