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2010年3月14日 - 2010年3月20日

2010年3月20日 (土)

飯守泰次郎 バルトーク 青ひげ公の城 東京シティフィル 237th定期 3/18 

【ポエム】

血塗られている 

拷問台や戦場に流れた血は
いまや 我々の富 花・・・それは愛
そして 土にまで
沁みこんだ

われらの血の代価を
どこかで 受け取るものがいる
だが そのことは問うまい

朝も 昼も 夕暮れも
そして いまや夜さえも
奪われたのだ
だが そのことも問うまい

生きてこそ 今日もまた夜がやってくる
なにも問うな さらば 苦しむこともない

血塗られた夜の ものすごい 闇
そこで見つけた 遠い夜の記憶
声もなき 夜明けの予感

【青ひげ=フライング・ダッチマン】

オーケストラがつづくので、この公演をみるかどうかは迷った。しかし、バルトークの歌劇『青ひげ公の城』は、どうしても観ておきたい作品のひとつだった。実のところ、これが初めての体験となる。私はこういう場合、言うところの「予習」という作業をあまりやらない。そうすれば、この作品があまねく世に知れ渡った作品であるとしても、少なくとも自分自身のなかでは、作品が初めて観られたときの新鮮さを味わえるからだ。今回の場合、その新鮮さは大いなる苦味を伴い、文字どおり号泣させられた。

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2010年3月18日 (木)

アルド・チッコリーニ ベートーベン ピアノ協奏曲 ジ・アート・オブ・チッコリーニⅡ 3/16

私はこれまで、チッコリーニを凄いピアニストだと思ってきたが、そんな私にとってさえ、このコンサートは驚き以外の何ものでもなかった。この演奏会は、「ジ・アート・オブ・チッコリーニ」と題された2回シリーズの公演の2日目であるが、正に「アート」としか言い得ない表現の奥深さ、そして、そこに定冠詞をつけることに積極的に意味を見出したくなるほどの個性の煌き・・・それ自体が強烈な個性であるベートーベンのピアノ協奏曲において、ここまで明確な個性を打ち出した演奏を私は知らない。

特に、第3番の第1楽章のカデンツァと、第4番の同じく第1楽章のカデンツァにおいて、チッコリーニが披露した妙技には、アルド・チッコリーニというピアニストの80有余年の生涯が詰まっていたと言ってよい。

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