2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 2010年7月11日 - 2010年7月17日 | トップページ | 2010年7月25日 - 2010年7月31日 »

2010年7月18日 - 2010年7月24日

2010年7月21日 (水)

汎人類的な作品をめざした(?)ファウストの劫罰 二期会公演 スピン・オフ記事

二期会の『ファウストの劫罰』、素敵なプロダクションでしたね。二期会は新国のように装置用の大掛かりな倉庫をもたないと思いますので、これが再演される見込みがないというのは残念にも思うほどです。

いろいろなブログを拝見していると、従来のオペラ・ファンに限らず、本来は舞踊のお好きな方のご来場も相当にあったようで、アール・カオスの人気を窺わせます。どちらかといえば、従来型のオペラ・ファンと思われる方からは敬意を込めて、ダンスのほうが主体になっているとの評価もありますが、私はその見方は妥当でないと思っています。大島さんの振付は基本的に音楽を尊重したものであり、ダンス主体という考えはもっていないはずです。エラソーな言い方になってしまいますが、上のような見方については、音楽と対話する舞踊のあり方についての分析が十分でないのが明白と思われ、ここでは単に、ダンスの存在感に「見とれている」ものにすぎないという印象を抱きます。

続きを読む "汎人類的な作品をめざした(?)ファウストの劫罰 二期会公演 スピン・オフ記事" »

2010年7月18日 (日)

プラッソン ファウストの劫罰 大島早紀子&三浦安浩演出 @二期会 7/17

二期会が、ベルリオーズの劇的物語『ファウストの劫罰』を上演したのを拝見した。今回は、いまは亡き若杉弘が指揮を執ったリヒャルト・シュトラウス『ダフネ』の公演でオペラ初演出を体験した舞踊家の大島早紀子に、三浦安浩が協力したプロダクション。松井るみ/沢田祐二の装置/照明に、太田雅公の衣裳という演出チーム。管弦楽は、ミシェル・プラッソンの指揮による東京フィルだった。会場は、東京文化会館・大ホール。

【成長した大島の演出・振付】

さて、総論からいえば、私の観たものでいえば、2008年のコンヴィチュニー演出『エフゲニー・オネーギン』以来の好プロダクションであり、音楽的な質の良さも加わったいい舞台であった。前回の『ダフネ』では、音楽にあわせた動きの細やかさにおいて、通常のオペラ演出家よりはるかに勝る点を訴えたものの、ドラマトゥルギーのなかにおける演出意図はスカスカで、プロダクションとしては甘さが目立った。2度目となる今回はかなり無駄なものが減って、凝縮したドラマをつくり上げることに成功した。

続きを読む "プラッソン ファウストの劫罰 大島早紀子&三浦安浩演出 @二期会 7/17" »

« 2010年7月11日 - 2010年7月17日 | トップページ | 2010年7月25日 - 2010年7月31日 »

ツイッター

  • ツイッター

最近のコメント