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2010年8月22日 - 2010年8月28日

2010年8月27日 (金)

エレニの旅 【映画】 テオ・アンゲロプロス with エレニ・カラインドルー (BS2)

BS2で、テオ・アンゲロプロス監督の映画『エレニの旅』が放映されました。こんなマニアックな映画がテレビに登場するとは思っていなかったので、喜び勇んでみてしまいましたが、やっぱり、凄い映画だなと思います。昨今、話題の財政破綻でさらに1ページを付け足されましたが、この映画の主人公であるエレニのように、20世紀、全ての不幸を背負って生き続けたようなギリシアの運命を見つめた映画は、圧倒的な映像美とともに、締めつけられるような苦しいポエジーに満ちています。

作品を知らない人のために、簡単にプロットを述べたいところですが、あまりにいろいろな説明が必要なので、それは断念します。DVDも出ていますので、どうぞご覧になってほしいですね。

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ジョナサン・ハーヴェイ テーマ作曲家:室内楽 サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2010 8/26

先日に引きつづき、サントリー財団主催のサマーフェスティバルに足を運んだ。このシリーズの3本柱は、ここ数年に発表された世界の作品を紹介する「音楽の現在」、新しい作曲家・作品の掘り起こしを目的とした芥川作曲賞、そして、「テーマ作曲家」にフォーカスし、その作曲家にレクチャー、室内楽コンサート、管弦楽コンサート(1曲は委嘱初演)を企画してもらうシリーズだ。

当夜は「テーマ作曲家」シリーズの室内楽編だったが、昨年の陳銀淑につづいて、今年も当たり年になりそうな予感がした。ただし、陳の場合は「クラシック音楽」の破壊という方向に向いていたのに対し、ハーヴェイのほうはより瞑想的な深化に軸足が置かれている。その点で、この2人の作曲家は対照的である。そして、もうひとつ決定的なちがいは、陳が「作曲者・演奏家」対「聴衆」のコミュニケートに重きを置くのに対して、ハーヴェイの作品は、演奏する側が作品、そして自らに向きあうということにより大きな価値観を置いており、その自己対話を感じ取って、聴き手もまた作品や作曲家、さらに演奏家に向きあうという独特なコミュニケーション手段が特徴となる。

演奏は、前半が板倉康明率いる東京シンフォニエッタ、後半は、クヮトロ・ピアチェーリである。

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2010年8月24日 (火)

サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2010 音楽の現在:室内楽 8/23

サントリー芸術財団主催で、毎夏、恒例となっている現代音楽の祭典、サマーフェスティバルが23日、「音楽の現在:室内楽」で開幕した。私はこのフェスティバルのうち、当夜の「音楽の現在:室内楽」「テーマ作曲家:管弦楽」「テーマ作曲家:室内楽」、さらに、芥川作曲賞20周年を記念した過去の受賞者による作品で、独奏による作品を集めた室内楽コンサートの2回目を聴くことになっている。

まずは、初日の模様をリポートする。といっても、私は高校時代の音楽の授業では、歌はかなり上手いほうだったのに、理論のほうがまったくわからかった(和音の基本的なことが全然わからなかった)という人間なので、より高度な教養やロジックに基づいた作品を、たちどころに理解できるという自信はない。だが、聴衆全員がその音楽のめざすべきところを知っていて、「ああ、彼は誰々の影響で、こういうことをしている」とわかっている必要などないし、そうであったら、かえって面白くないであろうと思う。だから、私はあくまで素人の視点で、理論はともかく(それについても考察はするが)、こういう風に聴こえたという感想を書き綴っていくつもりだ。

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