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2010年9月19日 - 2010年9月25日

2010年9月25日 (土)

エフゲニー・スドビン ハイドン ピアノ・ソナタ集 (BIS)

さいたま芸術劇場の企画で、ピアノ・エトワール・シリーズというのがある。教育関係やコンペティションを中心に勢力を張る中村紘子女史のプロデュースによる企画で、これまでは、ブレハッチやコブリン、上原彩子など、日本のコンペティションでも活躍したコンクール戦線の猛者たちを中心に、若いピアニストたちが腕を競ってきた企画だ。その公演リストのなかに、エフゲニー・スドビンという、ちょっと聞かない名前のピアニストの名前が紛れ込んだ。

【メトネルから〜出会い】

このシリーズには何を隠そういちども足を運んだことがないし、これまでは、わざわざ与野くんだりまで足を運ぶ理由も見つけられなかったというわけだが、もちろん、このスドビンについては、ほかの公演にも増して無関心だった。しかし、なんの偶然か、ピアノ協奏曲をたくさん聴いていたある日、このスドビンの演奏を耳にすることになった私は驚いた。彼は私の信頼するレーベルのひとつであるBISから、メトネルのコンチェルト(第2番)をリリースしていた。

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2010年9月20日 (月)

ケフェレック 鏡 ほか ル・ジュルナル・ド・パリ Ⅵ 9/19 16:00〜

同じくル・ジュルナル・ド・パリの第6公演は、ベテランのケフェレックとペヌティエによる重厚なプログラムである。

まずはケフェレックが登場し、はじめに、ラヴェルの『ソナティーヌ』を弾いた。あとの『鏡』もそうだが、私は彼女の録音も所有しており、しかも、よくかけているので愛着がある。しかし、この日の演奏はそれよりも、ずっと静謐な感じである。第2楽章などは響きを確かめながら、慎重な演奏ともいえそうだ。直向きに鍵盤に向かうケフェレックの姿勢は、いつ見てもいいものだが、録音のときよりも年齢を増したケフェレックの演奏は、いくぶん慎重でありながら、ライヴであるせいか、身体の動きで響きの重みをコントロールし、とても情熱的と映る場面もあった。

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モディリニアーニ弦楽四重奏団 ラヴェル 弦楽四重奏曲 ル・ジュルナル・ド・パリ Ⅴ 9/19 14:00〜

ル・ジュルナル・ド・パリ(パリの音楽日記)は、ラ・フォル・ジュルネで有名になったルネ・マルタンのプロデュースによるピアノのフェスティヴァル。GWのイベントとしてすっかり定着した感のあるフォル・ジュルネに対して、「秋休み」の集客を狙った音楽祭は、GWのイベントとは別に、マルタンの得意分野であるピアノを中心に据えているのが特徴となる。

①1公演が1時間と短い。
②1公演=2000円の低価格
③1公演で複数のアーティストが聴ける
④全公演を一定のメンバーでカバーし、コンセプトをつける

以上のような特徴をもつ。前回の「ル・ジュルナル・ド・ショパン」は、ショパンのピアノ作品全曲を年代順に演奏し、その人生を日記を追うようにして辿るというものだったが、今回は絵画でいう印象派の時代のパリの音楽を、ピアノとクァルテットで追うという構図になっている。そのなかで主役となるのは、フォーレ、ラヴェル、ドビュッシーといったところである。

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2010年9月19日 (日)

下野竜也 ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容 ほか 読売日響 サントリー定期 9/18

9月は当夜のコンサートを含め、当たりくじばかり引いている。読売日本交響楽団の定期演奏会は、楽団の正指揮者、下野竜也による肝煎り企画、ヒンデミット・シリーズの第5回の演奏会であった。まずは、この優雅なプログラミングから見てほしい。

【プログラム】 2010年9月18日

1、ヒンデミット 歌劇『本日のニュース』序曲
2、R.シュトラウス 変容
3、R.シュトラウス ホルン協奏曲第2番
4、ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容

当夜の主役は片や耽美的な作風で、ナチスの権力者にも好まれたリヒャルト・シュトラウス。もう一方は、当時のアヴァンギャリストで、ヒトラーに睨まれて米国に追われたヒンデミット。2人の作曲家の作品はベートーベン、もしくは、ウェーバーといった古典派の作品を、彼らなりの手法で変容したものということでも共通する。第2次世界大戦、そして、ナチス・ドイツ、ヒトラーと対局する時勢を、ぐるっと俯瞰するような深遠なプログラム。また、1曲は快活でコミカル、もう1曲は複雑で込み入った作品という組み合わせも面白いのではなかろうか。

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