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2010年12月5日 - 2010年12月11日

2010年12月 9日 (木)

ボザール・トリオ −1で来日中 プレスラー&メネセス ベートーベンで共演

伝説のボザール・トリオは、日本では人気のないフォーム、ピアノ三重奏団としては飛び抜けた人気を誇っていた。しかし、第1ヴァイオリン、ダニエル・ホープの多忙を理由に、2008年以降は実質的な解散状態となっている。このときのトリオのメンバーは、ホープのほか、結成以来、唯一、トリオのダイナモでありつづけたピアニストのメナヘム・プレスラー、それに、ブラジル人チェリストのアントニオ・メネセスだった。

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2010年12月 7日 (火)

エリシュカ ドヴォルザーク 新世界より & スーク おとぎばなし 東フィル オーチャード定期 12/5 ②

【下野竜也の新世界】

ここで、メインの交響曲第9番「新世界より」についての記事に移る。東京フィルとの同曲ということになると、2004年の、故岩城宏之の指揮による微に入り細を穿つ演奏が思い出ぶかいものだった。ただ、その演奏はテンポのキープに焦点を絞りながらも、基本的にはオーソドックスなもので、この曲の解釈で近年、目覚ましいものといえば、下野竜也(読響)の演奏ぐらいしか思い当たらない。以前は公開されていた第2日本テレビの動画が見られなくなっているので、以下、簡単に説明する。

彼は最近のピリオド研究と演奏の流れを踏まえて、近代においてこれが徹底されていたとするならば、この曲において、どのような可能性があるかを真面目に掘り下げたパフォーマンスを組み立てた。ドヴォルザークというよりはベートーベン的な解釈だが、彼の演奏をはじめて聴いたときには、特に第4楽章において、それこそ腰が抜けたそうな痛快さがあったものである。その楽章を例にとって簡単に説明すると、下野の演奏はドヴォルザークの書いた楽符をアルペン・スキーの回転競技の旗門に見立て、その楽符を機動的に次々とタッチしていくことで、全体の構造を織り上げていくという快刀乱麻の演奏だったといえる。

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エリシュカ ドヴォルザーク 新世界より & スーク おとぎばなし 東フィル オーチャード定期 12/5 ①

東京フィルは、ラドミル・エリシュカがはじめて日本で指揮をしたオーケストラであるという。しかし、そのことを誇ることができるほど、当時の東京フィルがエリシュカに対して十分な敬意を払っていたとは思えないし、その価値に気づいてもいなかったろう。定演での登場でもなく、本拠地から遠く離れた狭山市での放送がらみの公演だったらしく、その後、すぐに再度の出演オファーがあったとも聞いていない。札幌、大阪、東京でこの指揮者が圧倒的に評価され、再び、ここに辿り着くまでに苦節6年が過ぎた。しかし、そのお詫びとしては本当に素晴らしい一日だったといえる。

【エリシュカ、東京フィルの良さを引き出す】

東京フィルも、この6年で随分と良くなったオーケストラのひとつだ。オペラやバレエのピットにも入れば、現代音楽もやり、ときどきはコンペティションにも出かけ、ラジオ録音なども手がけながら、確実に経験値を積み上げてきた結果だろう。そのうち、コンペティションのひとつでは、あまりにも酷い演奏で私の怒りも買ったし、まだまだ公演の質に差はあるにしても、良いときは、こんなに素晴らしい演奏もできるようになった。ともかく、この日、エリシュカは躍動していた。彼が思うとおりに、オケが動いた実感が、客席にも伝わってきたものだ。

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