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2010年1月31日 - 2010年2月6日

2010年2月 2日 (火)

新国立劇場 新シーズン展望

事業仕分けでも主たる仕分け対象に指定された新国立劇場が、来シーズンのプログラムを発表した。この様子をみる限り、運営財団も一応、来季は持ち堪えたということになるのだろうか。来季からは、新しい芸術監督である尾高忠明(オペラ部門)、デイヴィッド・ビントレー(バレエ部門)を迎えての最初のシーズンとなるので、注目が集まるところだ。

【オペラ部門】

まず、オペラ部門はここ数シーズン、演出、キャスト、指揮のバランスが悪いことが問題で、そのため、私としては、ほとんど足を運びたくなる演目がなかった。来シーズンは、その傾向がすこし改善されたように見受けられる。一方、欧米の劇場と比べると、かなり保守的なプログラミングであることは相変わらずであり、値上げ傾向のみられる席割りも歓迎はできない。ただ、需要と供給の原則からいけば、完売率の高い現在の状況からみたときに、若干の値上げは決して不合理とは言えない(とはいえ、その完売という状況が、どのようにして起こるのかについては問題もありそうなのだが)。

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2010年2月 1日 (月)

アンサンブル・ノマド フェルドマン クラリネット五重奏曲 ほか 第36回定期 春・ヤング・アメリカ 1/31

アンサンブル・ノマドは、ギタリストの佐藤紀雄を中心に活動している現代音楽のスペシャリストの集団である。一時活動を休止していたが、このところ再開していて、この日、36回目の定期演奏会に臨んだ。「時代を創造するパイオニアたち vol.2」として「春・ヤング・アメリカ」がテーマとなっている。これは、かつてアメリカから発信され、強い刺激を生み出した作品たちを取り上げるという意図をもつ。

【演奏者の選択性によるトランスフォーメーション】

まずは、ヘンリー・カウエル(1896-1965年)の『モザイク・カルテット』が演奏された。初演は1935年。この作品は一応、ラルゴ、アレグロ、アンダンテ、アレグレット、アレグロ・ノン・トロッポの5楽章からなるが、演奏者はこれらの楽章を自由に選択し、並べ替え、繰り返すこともできるという点が変わっている。その後の現代音楽では、古い時代に流行した即興性を復元したり、コンピュータ・プログラムやゲーム性を用いた偶然性の導入、人名表象などを使った偶然性の導入などを、特殊な音階と組み合わせて固有の作品を構成するストリームが生まれるが、カウエルはここで、演奏者の選択性というものを使って、それらを先取りしているわけである。

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