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2011年1月2日 - 2011年1月8日

2011年1月 7日 (金)

ケネス・シャーマーホーン 【1929-2005年】

ケネス・シャーマーホーン Kenneth Schermerhorn は1929年、エジソンが自らの会社の本部を置いたことでも知られる米国ニューヨーク州のスケネクタディに生まれた指揮者である。名前からアイルランド系の家系に属するように思われるが、そのことは、アイルランドの舞踊のリズムや民謡を組み込んだエイミー・ビーチの作品を録音するのに好都合であったろう。

【経歴】

シャーマーホーンはもともとトランペット吹きであったが、徴兵されてアーミーの軍楽隊の指揮者を務めたのをきっかけに、その才能を開花させはじめた。本格的なキャリアの原動力となったのは、タングルウッドでバーンスタインの薫陶を受けたことである。その後、NYPでのバーンスタインのアシスタントを経て、1957年以降、ルシア・チェイスとオリヴァー・スミスが率いていたABTで、彼は音楽面を支えることになる。1968年の退任後もシャーマーホーンはバレエ団と関係を保っている。

しかし、バレエの指揮者は大成しないと言われる。オペラ劇場ではなく、バレエ・シアターにその才能を捧げたことは、シャーマーホーンの名声を十分に育てることにはならなかった。彼はその後、ミルウォーキー、ニュージャージー、ナッシュヴィル、香港など、彼の指揮能力からすれば甚だ実力の伴わないローカル・オーケストラを抱えて、それらの能力を大幅に引き上げていった。最終的に彼の成し遂げた最大の成果は、ナッシュヴィル響におけるキャリアであると目されており、亡くなったのもナッシュヴィルの地においてである。

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2011年1月 4日 (火)

ベートーヴェン弦楽四重奏曲 9曲演奏会 2010 @東京文化会館 12/31 ②

【弦楽四重奏曲第15番】

前の記事につづき、大晦日の「ベートーヴェン弦楽四重奏曲 9曲演奏会」の模様についてリポートする。既にクァルテット・エクセルシオ(エク)による14番の演奏まで述べてきたわけだが、15番は難曲である。当初は4楽章構成が企図され、第2楽章までは通常の形式になっているが、腸カタルにより重篤に陥り、そこから奇跡的に回復するという経緯を経て、リディア旋法に基づく長大な第3楽章が出現。その後の楽章では、当初の予定どおりの2つの楽章がつづき、全5楽章の形式である。第3楽章がないとすれば、第1楽章とスケルッツォにつづき、ごく短い第3楽章と、ロンド形式によるフィナーレが書かれていたことになり、16番と同じようなシンプリシティをめざしていたことが窺われる。

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2011年1月 2日 (日)

ベートーヴェン弦楽四重奏曲 9曲演奏会 2010 @東京文化会館 12/31 ①

謹賀新年のごあいさつもほどほどに、早速、大晦日のレヴューを書いてみたい。

私はここ数年、大晦日はベートーベンの室内楽を聴くコンサートで締めている。それ以前は、同じベートーベンでも、三枝成彰の事務所がやっていた交響曲全曲演奏会に初回から皆勤で通っていたものだが、コバケン体制になって(意外に不満はなかったが、)2年目に室内楽のほうに浮気してからは、大ホール→小ホールへと移動したわけである。よっぽど、こちらのコンサートは9時半ごろに跳ねるのだから年越しにはならないが、別に音楽で年越しをするのが目的でないから問題はないだろう。

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