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2011年10月9日 - 2011年10月15日

2011年10月13日 (木)

ペーター・レーゼル ピアノ・ソナタ第32番 ほか ベートーヴェンの真影 最終回(第8回) 10/12

先日のコンチェルトの演奏で、再びレーゼルへの熱を点火した私は、この日のリサイタルにも勇んで足を運んだものの、帰り道、私はどうも演奏会というよりは、ミサに行ってきたような気がしてきたものだ、無論、信徒でない私がミサにいくはずはないが、ペーター・レーゼル神父のありがたい法話を聞いて、帰ってきたような感じが本気でしていたのも事実だ。このシリーズの初回に「ハンマークラヴィーア」を聴いて、このピアニストの凄さに驚嘆し、その後、全部を聴いてきたわけではなかったが、この日、いよいよ最終回となる場所に帰ってきて、過ぎ去った時間を激しく惜しんだ。

【ソナタ第2番】
こういう言い方は実のところ、あまり好きではないが、レーゼルは尻上がりに調子を上げた。最初の第2番(イ長調)の演奏も決して駄演ではないが、メカニカルな面においてはもう一息という印象である。序盤はモーツァルトのような軽妙さが目立ち、第2楽章はラルゴでアパッショナートという矛盾的な指定をどのようにクリアするかが課題となるが、装飾音の弾き方にその真髄を見せつけた。終楽章はのちの「ワルトシュタイン」を思わせる高音部の旋律/音型が気を惹くが、ここではもっと単純で、素朴なものにみえる。レーゼルは表向きぶっきらぼうに、初期ベートーベンのアイディアの面白さを爽やかにかわす。

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2011年10月 9日 (日)

ペーター・レーゼル ベートーベン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 ほか ピアノ協奏曲全曲ツィクルス 10/7

本物のピアニストの弾くベートーベンの協奏曲は、かくも凄いものかと感嘆した。昨年のチッコリーニ、そして、ことしはペーター・レーゼルだ。紀尾井ホールを舞台とした、ソナタと協奏曲のツィクルスでの出来事である。ツケは紀尾井シンフォニエッタ東京(KST)で、指揮者は先日、父親のクルトを98歳で喪ったシュテファン・ザンデルリンク。父親譲りの正統派のドイツ的・・・否、ウィーン的な演奏を貫いたザンデルリンクのサポートも、レーゼルの力を発揮させるに功があったが、そのことはあとで改めて触れることになるだろう。

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