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2011年11月27日 - 2011年12月3日

2011年12月 2日 (金)

12月の推奨コンサート パスキエ&金子陽子、アラン・ムニエ、井上祐子 ほか

12月というと「第九」のシーズンですが、最近は「第九」以外にも趣向を凝らした公演がおこなわれるようになりました。それらのうちで、私が個人的に面白いと思っているものをいくつか紹介したいと思います。

【レジス・パスキエ(vn) with 金子陽子(fp)】

レジス・パスキエは1985年以来、パリ・コンセルヴァトワールの教授で、兄でヴィオラ奏者のブルーノや、チェロのローラン・ピドゥと組んだパスキエ・トリオとして華々しい活躍を飾ったヴァイオリニストであり、ソリストとしても活動するほか、録音も豊富に残っています。その手堅い実力はラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで改めて広く知られるようになり、近年は来日も増えました。私もフォル・ジュルネではじめて聴き、いかにもフランス的な、花も実もあるヴァイオリニストとは思わなかったのですが、素朴で飾らない一本気のアーティストとして記憶しています。そのパスキエの室内楽はいつか聴きたいと思いつづけていましたが、今回、金子陽子さんとともに演奏する機会があると知って興味を誘いました。

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2011年12月 1日 (木)

ギュスターヴ・シャルパンティエ イタリアの印象 ~ジュール・マスネの弟子たち

【マスネの弟子たち】
ジュール・マスネの門下はガブリエル・フォーレのそれほど華やかではなく、エルネスト・ギロー=ポール・デュカ(後継にメシアンが連なる)、さらには、セザール・フランク=ヴァンサン・ダンディ(後継にアルベール・ルーセルなど)の門下のように、後世につよい影響を及ぼしたというような面もあまり指摘できない。しかし、それにもかかわらず、この時代と深く結びついた数多くの作曲家が、一所懸命的に才能を開花させた。今回、主にその作品を紹介するギュスターヴ・シャルパンティエのほか、レイナード・アーン、ガブリエル・デュポンなどの作曲家がそれである。形式等の目にみえる形で、彼らの作品は後世とはつながっていないが、その中身には多くの「新しい」作曲家たちも感嘆を示すであろう。

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2011年11月27日 (日)

クァルテット・エクセルシオ ベートーベン ラズモフスキー第2番 ほか 東京定期 11/23

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クァルテット・エクセルシオ(エク)は今秋、京都と東京で定期公演を組んだ。シリーズ化しているモーツァルトの「ウィーン四重奏曲」の2曲目と、最近の中心演目であるベートーベンから「ラズモフスキー第2番」、それに、彼らにとって新しい領域であるドヴォルザークの14番という組み合わせであった。

このうち、なんといってもベートーベンが素晴らしい出来だった。エクのベートーベンはいろいろな形で聴いてきたが、その成長曲線もついに頂点に達したかのような印象である。特に、響きの厚みという点で、今回は進境が感じられた。これまで私がエクに対して抱いてきたイメージは、精緻で丹念な音楽づくり、凝ったアーティキュレーションとその鋭い実践というところにあり、響きの点では、特にフィジカルな面で課題があるように思ってきた。しかし、少なくともこの1曲に関しては、エクはくっきりと明瞭な表現を、十分な厚みをもって表出することに成功していた。

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