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2011年12月18日 - 2011年12月24日

2011年12月24日 (土)

下野竜也 『第九』 読響 特別演奏会 @東京オペラシティ 12/20 ②

【劇的表現から会話的表現へ】
第4楽章については、快速なテンポが話題の中心になりそうだ。しかし、そのことは私にとっては予想のうちである。確かに大詰めの ’Freude,schöner Götterfunken...’ 以下の物凄い速さについては、私も意表をつかれた。これまでの演奏でも速いことは速かったが、ここまでではなく、言葉を噛んで含めるような表現(劇的な表現といっても差し支えない)が可能である範囲に止まっていた。それが今回は、完全に会話的な表現に変化していたのである。もちろん、このことは芸術的な歌の表現である「劇的表現」が生命を奪われて、芸術性のない「会話的表現」に陥ったという意味にはならないことに注意せよ。

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2011年12月21日 (水)

下野竜也 『第九』 読響 特別演奏会 @東京オペラシティ 12/20

【下野竜也の第九】
下野竜也の振る『第九』は多分、少なくとも関東圏では聴き逃したことがないはずだ。東響でドヴォルザークの交響曲第6番を振るのを聴いて以来、私は下野への一貫した信頼を置いてきたが、そのなかでも、彼の良さがもっとも発揮される楽曲は、なんといってもベートーベンの交響曲第9番=『第九』であった。しかも、彼の演奏は1回ごとにちがい、右肩上がりの成長をみせてきた。読響との1回目(ライナー・ホーネックの谷間の公演/この成果がのちのポスト獲得につながったという)、東京フィルとの公演、読響との2回目、そして今回だ。彼はベーレンライター新版などの最新の楽譜研究の成果も取り入れ、ブライトコップ旧版やそれによって培われてきた日本や世界の『第九』演奏の伝統も参照しつつ、常に新しい地平を切り開いてきたものである。

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2011年12月18日 (日)

井上祐子 & 蓼沼恵美子 デイル 組曲 op.2 ほか 12/16

【英国から来たプログラム】
ヴィオリストの井上祐子は今井信子の高弟で、英国王立アカデミーの教授を務めている。この9月から、井上はアカデミーで、英国の作曲家によるヴィオラの知られざる曲目を紹介するコンサート・シリーズを企画し、実施してきているという。このような取り組みがあることは当然、彼女の母国(もちろん、日本)でも知られるべきであるし、にもかかわらず、どのメディアも全くと言ってよいほどに無関心であるのは嘆かわしいことだ。ただ、母国であるがゆえに、そのエッセンスをこうしたリサイタルの形で楽しむことができるのは、望外の喜びである。伴奏には、夫君、澤和樹とのデュオでも知られる蓼沼恵美子がついた。

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