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2012年4月1日 - 2012年4月7日

2012年4月 3日 (火)

モーツァルト ドン・ジョヴァンニ 演奏会形式 新国立劇場~尾高忠明監督による特別企画Ⅱ 4/3

【劇場の実質を蓄える試みとして】

またしても、小空間オペラにやられた。2月のはなみがわ風の丘ホールの『リゴレット』公演を絶賛したのも記憶に新しいが、再びその成功例に立ち会ったのである。新国の尾高忠明監督の肝煎りで始まった公演のアンダー・カヴァー歌手による特別企画公演だ。

アンダー・カヴァーとはご存じのとおり、オペラ公演の本役が何らかの理由で急遽、降板しなければならなかった場合に出演する臨時要員のことで、さらに、多忙な本役の合流が遅れた場合は、つなぎとして稽古場に立つこともある。ただし、本役がキャンセルした場合でも、時間的な余裕が僅かでもある場合、劇場のファースト・チョイスはそれに見合う同格の歌手を用意することであり、アンダー・カヴァーがそのまま昇格する可能性はきわめて少ない。毎日、入れ替わり立ち代わりの公演をおこなう欧州の劇場ならばいざ知らず、そもそも公演回数の少ない日本の公演では、アンダー・カヴァーの出演機会はまずないと言ってよい。その数少ない例は、昨年の震災直後の新国の公演で起こった。それぐらいの椿事がないと、アンダーの出演はないということでもある。

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2012年4月 2日 (月)

原田禎夫 (vc) with 加藤洋之 (pf) ブラームス チェロ・ソナタ第1番 ほか @東京・春・音楽祭 3/29

【原田禎夫の紹介と演奏スタイル】

チェリストの原田禎夫は「東京クヮルテット」(以下、東京SQ)の創設メンバーとして高名なはずだが、人気面では室内楽不毛の国、日本では十分に著名とは言いがたい。だが、もちろん、世界的なクァルテットのチェリストとして、実力は折り紙つきである。私が彼の演奏に接するのは2度目で、2011年のヴィオラ・スペースでシュニトケの弦楽三重奏曲を弾くのを聴いて、大きな感銘を受けた。また、伴奏もウィーンを拠点にピアニストとして、特にライナー・キュッヒルのパートナーとしても活躍する加藤洋之で、私のお気に入りである。2010年のヤマハホールでのキュッヒルとのリサイタルは昨日のことのように思い出せるし、ヴァイオリンを聴くための私の感性を、大きく前に進めてくれた機会であったと信じている。

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2012年4月 1日 (日)

河原忠之 (pf) with 小森谷巧&金木博幸 リサイタルシリーズ「歌霊」 第4回 シューベルト 3/25

【アンサンブル・ピアニストを英雄に!】

コレペティトゥールという言葉は、一体、日本でどれぐらい知られているのだろう。日本には新国立劇場を含め、欧米式の本格的な劇場はひとつもないから仕方がないが、正に劇場における「母親」のような存在である・・・そう、父親たる指揮者はいまや、世界のどこの劇場でも大抵は不在なのだ!・・・劇場の基盤を支える重要なスタッフが、日本では評価される基盤がないのである。それにもかかわらず、日本にはその能力をもった優秀な、彼らが望みさえすれば、いつでも欧米のどこの劇場でも通用するような、そういう凄い人材が意外に多いのはなぜであろうか。彼らは日本を愛し、日本の歌手たちや劇場人を愛するあまりか、あるいは、単に収入の道に困らないせいか、この国に留まって、玄人たち(つまりはプロの音楽家)の高い尊敬を受けて過ごしている。

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