2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« 2012年4月1日 - 2012年4月7日 | トップページ | 2012年4月15日 - 2012年4月21日 »

2012年4月8日 - 2012年4月14日

2012年4月11日 (水)

枝並千花 ヴァイオリン・リサイタル with 長尾洋史 4/9

【周到に準備された公演】

枝並千花は、かつて東京交響楽団(東響)に所属していた若いヴァイオリニストである。大学卒業後、程なく東響に入団したが、数年を過ごしたあと惜しまれつつ退団。その後、ソロや室内楽での活動に切り替え、ヴィジュアル系の仕事にも取り組んだようである。その枝並も8日に29歳の誕生日を迎え(ブログなどで自身が公開しているから書いてもいいんだろう)、その翌日のこの日、待望のリサイタルをおこなった。そのプログラムがなんとも硬派なものであり、指揮者として有名なブルーノ・ワルター作のソナタ日本初演を目玉に、リヒャルト・シュトラウスとコルンゴルトの曲目によるネオ・ロマンティシズムの「晩年」を辿る内容と来ている。

続きを読む "枝並千花 ヴァイオリン・リサイタル with 長尾洋史 4/9" »

2012年4月 9日 (月)

モーツァルト ドン・ジョヴァンニ 演奏会形式 新国立劇場~尾高忠明監督による特別企画Ⅱ 4/3 ②

【狂っていくジョヴァンニ】

こうした企画においては、個々のアーティストの傑出したパフォーマンスというよりは、全体のアンサンブルの親密さのほうが重要である。しかしながら、演出がない分、かえってモーツァルトの作品が示す意図が強調される公演形式において、ドン・ジョヴァンニのパフォーマンスは神意のように重みのあるものとならざるを得ない。与那城敬はスタイリッシュな歌を、切れ味のよいアーティキュレーションで歌うことのできるバリトンだ。おまけに、すこしばかり、容姿のほうも目を惹く。そういうタイプの歌手であると、私は思ってきた。この日、そのイメージは好転した。彼はヴェルディの描くマクベスや、プッチーニの描くスカルピアのようなキャラクターも堂々と演じることができるような、底堅い盤石さがある。

続きを読む "モーツァルト ドン・ジョヴァンニ 演奏会形式 新国立劇場~尾高忠明監督による特別企画Ⅱ 4/3 ②" »

« 2012年4月1日 - 2012年4月7日 | トップページ | 2012年4月15日 - 2012年4月21日 »

ツイッター

  • ツイッター

最近のコメント