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2012年1月15日 - 2012年1月21日

2012年1月20日 (金)

ハーディング マーラー 交響曲第9番 新日本フィル トリフォニー定期 1/20

【労多くして功少なし】

私は、ハーディングの演奏に何度も感動を味わってきた。アンチでは、決してない。アーノンクールも言うように、音楽が言葉であることを思い知ったマーラー・チェンバー・オーケストラとのモーツァルトの39-41番の演奏では、正に涙とともに、手に汗握る演奏で、終演後にはスタンディングに至るほど感心した。相模大野の地で、「サンキュー、ダニー!」と叫んだ記憶も新しい。東京フィルを振ったマーラーの交響曲第2番「復活」、新日本フィル(NJP)を指揮したドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」(四川大地震のためのチャリティ)のいずれの公演も素晴らしく、いま思い出してもエキサイティングな気分になれる。録音でも、ドイツ・カンマーフィル・ブレーメンを指揮したブラームスの4番は特にお気に入りなのだ。

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2012年1月18日 (水)

ツイッターを使ってみることに。

アリスの音楽館でも、ツイッター Twitter を使ってみることにしました。

このページでは、敢えて私の音楽体験のみに特化して記事をつくっていますが、ツイッターのほうもその位置づけに準じることは変わりません。しかし、ブログのほうでは十分に研究してから、ある程度、まとまったところで記事を公開しています。この録音には少し触れておきたいと思っても、時間がなくて、なかなかアップに至らないうちにお蔵入りすることも少なくありません。

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2012年1月15日 (日)

エリシュカ ドヴォルザーク 交響曲第6番 & ヤナーチェク シンフォニエッタ N響 A定期 1/13-14 ②

【すべて生きとし生けるものへの讃歌】

初日を聴いた時点では、確かに深く感動は感動したものの、『シンフォニエッタ』についてはほんの一部について書くに止め、エモーショナルに書くことでお茶を濁そうと決めていた。だが、2日目の演奏を聴いては、そうも行かないのである。

今回の演奏会のテーマは、見慣れたものがある日、突然になにか美しいものに変容するときの感動である。正に、『シンフォニエッタ』とはそのような曲だ。それまでは目を惹くようなものではなかった市庁舎やら、街路といったものが、急に輝きを取り戻す。革命によって! 晩年の愛人、カミラ・ステースロヴァとともにソコルという愛国的なイベントに出る軍楽隊を眺めていたときに、ヤナーチェクは有名な冒頭のファンファーレの着想を得たという。ただし、そこはヤナーチェクのこと。実際のソコルには参加の足跡もみえず、きっと、その手の「愛国」には見向きもしなかったであろう。チェコが革命に成功したと言っても、ヤナーチェクの愛するモラヴィアはその中に包み込まれていたし、なにより、それを成し遂げた「愛国者」連中にも信頼を置けなかったであろう。彼が祝ったのは、あくまでも架空の・・・ヤナーチェクの想像力のなかに蘇った理想郷の「独立」である。

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エリシュカ ドヴォルザーク 交響曲第6番 & ヤナーチェク シンフォニエッタ N響 A定期 1/13-14

【エリシュカのもつ2つの顔を担当する2つのオケ】

エリシュカにとって、この場所(渋谷)はとてもエキサイティングではあるが、終着駅ではあり得ない。N響での3公演を聴いた、素直な感想である。特に、ドヴォルザークの交響曲第6番とヤナーチェクの『シンフォニエッタ』は札響でも演奏を披露しているため、そことの比較が重要な意味をもってくるはずだ。そのことにも触れながら、慎重にレヴューをつくっていきたい。

ドヴォルザークには、2つの異なった顔がある。ひとつはもちろんスラヴ人としてのハッキリしたアイデンティティに基づく顔で、そのヒーローは言うまでもなくスメタナである。一方で、ワーグナーをはじめとするドイツ音楽の伝統に傾倒し、それを生真面目に追っていくドイツ的な気風も重要だ。このうち、札響との共演では前者の面が「労せずに」表出されるのに対し、N響においては後者の面が強調されて現れる。これはエリシュカが、自分が受け継ぎ育ててきた知見やアイディアを堅固に守りながらも、それぞれのオーケストラの良さをそれに合わせてどのように引き出すかという「道」行きのちがいから導かれる結果であろう。

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