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2012年8月26日 - 2012年9月1日

2012年8月27日 (月)

第22回芥川作曲賞 選考演奏会 2対1の採決で新井健歩が受賞

【搦め手の音楽が評価された!】

搦め手を突くことで、勝利を誇った英雄は意外と少なくない。例えば、前漢の高祖(劉邦)は、敵の少ない間道を選んで、正面突破の項羽を出し抜いてしまった。今回の芥川作曲賞は、正に搦め手を選んだ新井健歩の受賞となる(『鬩ぎ合う先に』)。この作曲家のスケール感のなさは、最後に照明を消すという愚かな発想によっても決定的である。サウンドは単に煩く、高橋裕も指摘するように、様々な技法的工夫にもかかわらず、響きの特徴はきわめて保守的であるように聴こえた。若々しく、この時期しか書けないサウンドの鮮やかさはあり、その筆力は他の候補と比べても見劣りするものではなく、むしろ勝っている。しかしながら、彼の音楽がもつ特徴やその主張に対して、彼の音楽が真っ向から向き合っていないのは明らかであり、あくまで「搦め手」の表現がつづいた。

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2012年8月26日 (日)

杉山洋一指揮 東フィル ドナトーニ ブルーノのための二重性 ほか @サントリー芸術財団サマー・フェスティバル2012 8/22

【25周年のサマー・フェス】

25周年を迎えたサントリー芸術財団のサマー・フェスティバルは、すこしトリッキーな構成となっている。今シーズンは現役作曲家への「国際作曲委嘱シリーズ」がなく、細川俊夫が選んだ再演作品でつなぐことになった。そのため、テーマ作曲家がおらず、その室内楽作品と管弦楽作品を取り上げる公演がなく、テーマ作曲家が影響を受け、あるいは、現時点で注目する作品や作曲家を取り上げる「音楽の現在~海外の潮流」というシリーズが根こそぎない。これらの公演、特に日本で注目されない室内楽のシリーズと、玉石混交ながら、最先端の潮流に触れることができる「音楽の現在」シリーズを気に入っていた私としては、いささか不満がないわけではない。

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