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2013年3月24日 - 2013年3月30日

2013年3月27日 (水)

カンブルラン モーツァルト 交響曲第39番 ほか 読売日本交響楽団 芸劇名曲シリーズ 3/24

【神秘的な演奏】

カンブルラン時代になって、読響の会員ではなくなったが、彼の演奏には何度か触れてきた。そのなかで、今回のモーツァルトの交響曲第39番の演奏は、もっとも神秘的なものに属する。この作品のスコアをつぶさに研究して、その秘密を知りたいという欲求に駆られた。無論、それを実行する知識も能力もないのであるが。

私を驚かせたのは、終楽章のテンポである。まず、誰でも指摘できることとして、基本的なテンポは遅くとられた。ずっしりした強いテンポといえそうである。私はこの曲のおわりから想像して、このテンポ自体には妥当性を感じた。しかし、どんでん返しが待っていた。終盤、急にテンポが動き出したのである。非常に細かいアッチェレランドとア・テンポを繰り返して、微弱な動きのなかに音楽の息吹きがふっと浮き上がるような、繊細の上にも繊細な音楽づくりであった。そして、最後は当然、最初のテンポに戻って、悠然とおわるのだと私は予想していたのである。コーダに向けて、再びアッチェルがかかる。でも、また戻るだろうと思っていたのだ。ところが、ここではア・テンポせず、最後まで速いテンポがつづいた。これで、呆気にとられたのである。なぜ、テンポを戻さなかったのか、その理由はよくわからない。

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2013年3月24日 (日)

プレトニョフ グラズノフ バレエ音楽『四季』 ほか 東京フィル オーチャード定期 3/17

【通俗作曲家もつらいよ】

ミッドウィークでは久しぶりの共演となった東京フィルとともに、ラフマニノフの新しいイメージを示したプレトニョフだが、週末の演奏は、まったく対照的な趣向であった。ここで取り上げられた4人の作曲家はいずれもモダーニストではなく、ソヴィエト・ロシアの体制とそれなりにうまくやって、名声を高めてきた人たちである。そのひとりはプレトニョフ自身で、ペレストロイカの時代にはゴルバチョフと親交を深めて、ロシア・ナショナル管を(民営として)設立したのをはじめ、エリツィン、プーチンと歴代の指導者たちから、惜しみない称賛を受けてきた。だが、ロシアにおいて、こうした処世術を駆使しながら、一端の音楽家として生きていくのは傍目ほど楽ではない、と彼は言いたかったのかもしれない。

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