ミヒャエル・ザンデルリンク ベートーベン 交響曲第6番&第5番 ドレスデン・フィル @所沢 6/23
【オーケストラに希望を与えるミヒャエル】
ミヒャエル・ザンデルリンクは、名指揮者であった故クルト・ザンデルリンク氏の遺した3人の息子のなかで末弟に当たる。次兄のシュテファンと同様、後妻の子で、生まれたとき父親は50歳をすぎていた。母親のちがう長兄のトーマスと、同母兄のシュテファンは指揮者となったが、ミヒャエルとは将来、あわよくば共演もしたいとの腹積もりだったか、チェリストの道を進ませた(親父が勧めたのか、自分でそういう道を選んだのかは正直なところ、なにも知らない)。ミヒャエルはその道である程度の頂点をきわめ、ドイツの伝統あるオーケストラで首席奏者を務めたりし、アカデミーでも教授職を得るほどだった。そのミヒャエルも、2001年からは指揮者としてのキャリアをはじめ、もう十数年になるが、その道でも才能があるのは明らかなようだ。
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