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2013年12月29日 - 2014年1月4日

2014年1月 3日 (金)

2013 コンサート・ベスト10! 【ノミネート】

近年の演奏会の傾向として、小さいカンパニーや、声楽家集団による工夫されたオペラ公演が予想外の高い成果を残す場合が多く、今年もいくつか、そうしたものに当たることができた。こうした公演を言論の面から応援することは、当ページの趣旨に相応しいと思っている。また、新宿の楽器店に付属するスタジオ・ホール、アーティスト・サロン’Dolce’は、私が行けなかったものを含めて、独特な公演を提供しつづけていることを知ってほしい。一般には注目されにくい、こうした公演の模様をしっかり報告するのも、私の使命のひとつだ。

残念なことに、そのなかで異彩を放っていた神田慶一主宰、青いサカナ団の公演は2013年、休演だったことはなにか、大事なものが欠けていた印象を残す。しかし、ようやく新年3月に、『銀河鉄道の夜』と題する公演の挙行が発表されたので喜んでいるところだ。この作品がこれまで3回上演されている初期作品『銀河鉄道』をそのまま再演するものなのか、そうではなく、改訂、もしくは、まったくの新作を出すのかはわからない。ほかに継続的に応援するピアニスト、濱倫子さんの一時帰国公演はあったものの、今回は内容的に遠慮した。クァルテット・エクセルシオの公演は、秋の東京定期をパスしなければならないのは惜しかった。エリシュカ氏の公演のためには昨年、2度、札幌を訪れている。日本に帰ってきた小森輝彦さんと服部容子さんのデュオ公演は、とても素晴らしかった。

個人的には、昨年は国内オーケストラを中心に置き、なるべくコストをかけずに良い公演を選ぶこともテーマのひとつだった。旧年中は意外にもピアノの公演には、ほとんど行っていない。その理由のひとつには近年、プログラムがどのピアニストも似たり寄ったりになっていることが挙げられようか。特に多いのが、ベートーベンの後期ソナタ3つによるプログラムである。好きなのだが、さすがにここ2-3年の間に聴きすぎた。ほかに私の好きなシューベルトなら、D960が圧倒的に多い。そして、しばしば、(遺作)と添え書きされている。シューベルトの場合、遺作、つまり、生前に発表していない作品はたくさんあるのに!

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インバル バルトーク 歌劇『青ひげ公の城』 ほか 都響 定期Aシリーズ (初日) 12/19

【インバルのオペラ指揮】

海外で評価されている指揮者はほぼ例外なく、コンサートだけではなく、オペラ公演をも高いレヴェルで指揮できる人である。そのイメージがなくとも、地元の公演やフェスティヴァルなどでは、ちゃんとオペラの実績を積んでいる場合がほとんどだ。ジョナサン・ノットなども、日本ではマーラーや現代音楽の大家というイメージが先行していたが、東響のトップ・ポストに就くことになって、その方面の実績が視野に入れられるようになった。エリアフ・インバルも日本でのイメージとは異なり、例えば、ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場においては重鎮として扱われている。こうしたクラスの指揮者を本邦で、少なくとも数週間の準備期間を要するオペラのピットに入れることは簡単でなく、彼の場合は、都響でその僅かな精華を披露するのが関の山であった。

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2013年12月31日 (火)

マーク・スキャッタデイ フサ プラハのための音楽 1968 国立音楽大学シンフォニック・ウインド・アンサンブル 42nd定期 12/15

【吹奏楽文化】

国立音楽大学のシンフォニック・ウインド・アンサンブルは初めて聴いたが、全体的に驚くほど、レヴェルが高かった。日本のクラシック音楽はオペラ、オーケストラ、吹奏楽、合唱が細分化されて存在し、プレイヤーも、愛好家も別々に存在するような印象を受ける。吹奏楽はそのなかでも特異な領域をもち、まず、若年層の小・中学校、高校における教育文化活動として幅広い裾野をもち、その延長線上には、より広範な社会的受け口が用意されている。日本の吹奏楽団で四大勢力といえるのは、大正時代の陸軍軍楽隊に起源をもち、戦後は大阪市が直営で所有してきた大阪市音楽団(橋本市政で、市から切り離されることが決定的)。宗教組織を母体にもつ東京佼成ウインド・オーケストラ。民営では、ほぼ唯一の成功例であるシエナ・ウインド・オーケストラ。そして、警察や消防、自衛隊に所属して、公的な目的をもつ音楽隊である。

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