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2014年4月13日 - 2014年4月19日

2014年4月14日 (月)

コルンゴルト 歌劇『死の都市』 @新国立劇場 3/18

【ホールテン演出の死の都市】

エーリッヒ・コルンゴールト(以下、コルンゴルト)に対する評価は、ジェット・コースターのように乱高下を繰り返した。人生の序盤は幸運で、時代の寵児だったかもしれない。彼にとって揺るぎない代表作となった歌劇『死の都市』は、そんな絶頂期に発表され、コルンゴルトの名声を確かなものにしたはずだったのに、戦争が、ユダヤ人という彼の出自が、行く道を暗く閉ざしてしまった。米国に亡命し、ナチスへの反発から芸術的な作品の発表を控えた彼の「帰還」は、戦後、まったく異なる「目」で評価されたのである。商業音楽でも、ハリウッド映画のための音楽で2度のアカデミー賞を受賞(1度目は個人としての受賞ではない)。後にも先にも例がない快挙を味わいながら、戦争がおわると、ワーナーとの契約を打ち切ってクラシック音楽での再出発を志した。しかし、戦後モダーニズムの風潮のなかでは、芸術分野への戦列復帰は永遠に認められなかった。死後、彼の作品の再評価は進んで、いま、『死の都市』といえば、ドル箱の演目である。とにかく音楽が典雅で美しく、アイロニーに満ちて演出的ないじりどころも多ければ、声楽的にもチャレンジングだからだ。

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