2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

« 2015年3月15日 - 2015年3月21日 | トップページ | 2015年4月5日 - 2015年4月11日 »

2015年3月22日 - 2015年3月28日

2015年3月26日 (木)

ラザレフ ショスタコーヴィチ 交響曲第11番「1905年」 ほか 日フィル 東京定期(初日) 3/20

【動的な協奏曲】

日フィルで、2008年から2017年までつづく長期政権下にあるアレクサンドル・ラザレフだが、来日は年間2回で、決して多くはない。しかし、ラザレフはこの関係を非常に大事にしているように感じられるし、相性は抜群だ。今回、演奏するショスタコーヴィチの交響曲第11番「1905年」は、当時、客演だった2003年に名演が繰り広げられたそうで、その再演となるものだ。12年の歳月が経ち、団員も多く入れ替わっただろうし、ラザレフ自身の立場も変わっている。私は2003年にはこの分野の音楽に十分な関心を払っていなかったし、比較めいたことを書くこともできない。しかし、この演奏を通じて見えたことはたくさんあり、その点について、なるべく詳細に書いていきたいと思う。

続きを読む "ラザレフ ショスタコーヴィチ 交響曲第11番「1905年」 ほか 日フィル 東京定期(初日) 3/20" »

2015年3月23日 (月)

アンサンブル・ノマド イムレ・ソアール 希望の唄11032011 / シンギングボウルの唄 ほか 再生へ vol.3 エストニアから震災復興を祈るコンサート 3/15

【概要とカンネルについて】

今回のアンサンブル・ノマドの公演は、「エストニアより震災復興を祈るコンサート」と題されていた。この企画はノマドの佐藤紀雄代表がDVDでみたエストニアでの公演内容に感銘を受け、そのエッセンスを日本に紹介しようと思い立ったことがきっかけになったようである。エストニアといえば、長くソヴィエトの支配を受けた「バルト三国」のひとつで、作曲家ではアルヴォ・ペルトやエドゥアルド・トゥビン、音楽家では指揮者のヤルヴィ父子などが有名だ。日本では無名だが、特にイムレ・ソアールという作曲家の作品が佐藤代表の目(耳)に止まり、その作品のなかで録音が用いられている奄美の島唄を歌いつづけるウタシャ=朝﨑郁恵さんがゲスト出演した。ソアールは1969年生まれで若くはないが、現在もアカデミーで修士課程にあることから、独特のキャリア・パスが窺える。

続きを読む "アンサンブル・ノマド イムレ・ソアール 希望の唄11032011 / シンギングボウルの唄 ほか 再生へ vol.3 エストニアから震災復興を祈るコンサート 3/15" »

2015年3月22日 (日)

ジョナサン・ノット 歌劇『パルジファル』(抜粋) ほか 東京交響楽団 サントリー定期 3/14

【ベルクの凝縮】

楽団期初は4月で変わらないが、昨年9月、正式にジョナサン・ノットが音楽監督となってから半年ほどを迎える期末の公演である。新体制がどういう方向にいくのか、ファンは固唾を呑んで見守っていることだろうが、目下のところ、ノットはうまくやっているというべきだろう。今回の公演でも新国立劇場でのピットワークが並行し、この定期公演とぶつかっている点で先方に不満をもたれる可能性はあるものの、そのような状況でも恥ずかしくない立派な音楽づくりを披露したのも立派なことである。ノットが手際よく、通常、必要ないくつかの手順を省いても、オーケストラを上手に導いてくれたのは正にワールド・クラスの仕事ぶりだ。もうすこし時間があれば、よりふくよかな響きに膨らませることもできただろうし、歌手へのサポートも繊細につくり込むことができた可能性は残っていた。その点を割り引いたとしても、演奏会のクオリティは十分に満足なものに仕上がったといえるだろう。

続きを読む "ジョナサン・ノット 歌劇『パルジファル』(抜粋) ほか 東京交響楽団 サントリー定期 3/14" »

« 2015年3月15日 - 2015年3月21日 | トップページ | 2015年4月5日 - 2015年4月11日 »

ツイッター

  • ツイッター

最近のコメント