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2015年2月8日 - 2015年2月14日

2015年2月13日 (金)

井上道義 クセナキス ノモス・ガンマ ほか 新日本フィル サントリー定期 1/29

【新日本フィルの歩み】

新日本フィル(NJP)が、「現代」の作品4本だけで定期演奏会を開いたのを聴いた。井上道義が指揮を執る公演だが、これが面白くなかったら、俺も新日も、(現代ものの演奏は)もう止めるから聴きに来てくれと公言するヴィデオが予め公開された。実際、クセナキスの『ノモス・ガンマ』はこのオーケストラを含むいくつかの機会に、井上が繰り返し取り上げてきた十八番の演目であり、細工は流々というところであったろう。今回はクセナキスの指示になるべく忠実に従い、指揮者を中心に置いて奏者が周囲を円形に囲んで演奏する特殊な配置が再現されたことで、話題も集めた。本来は聴き手もそのサークルのなかに入り、響きと空間を共有する仕組みになっているそうである。

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2015年2月 8日 (日)

粟國淳(演出) ヴェルディ 歌劇『ファルスタッフ』 アルベルト・ゼッダ指揮東京フィル 藤原歌劇団(2日目)  1/25

【音楽面に賭けた公演】

ジュゼッペ・ヴェルディは自らの死とともに、イタリア・オペラの長い歴史を葬ろうとした。最後の歌劇『ファルスタッフ』はシェークスピアの戯曲『ウィンザーの陽気な女房たち』の道化騎士役を主役にし、イタリア伝統のドタバタ喜劇を構成したものであるが、『マクベス』で見事に重厚なシェークスピア解釈をみせたヴェルディも、今度は大幅に鎌を入れ、ロッシーニだったら倍以上もかけるであろう喜劇をスパッと単刀直入に、描ききったところに最大の皮肉がある。登場人物も整理し、ほんの少しの脇役のほかは、男声4人&女声4人の2組のクァルテットと題名役だけに表現を絞り、序曲もなしに、テンポのよいドラマを仕上げていく。このような背景からみても、『ファルスタッフ』は高度に演劇的な舞台でなければ表現できないと思われる。いかにもオペラ的な手際のよい配慮にもかかわらず、この作品は声楽の素晴らしさのみによって、何ひとつ語ることはできないものなのだ。

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