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2018年12月

2018年12月21日 (金)

現代音楽コンクール 競楽XⅢ 白小路紗季が第1位 12/16

【競楽の概要】

1945年以降に書かれた独奏、もしくは、室内楽のための作品(クラシック音楽)で、そのパフォーマンス、演奏家としてのセルフ・プロデュース・スキルを競いあう現代音楽演奏コンクール『競楽XⅢ』を聴いた。私は’XⅠ’に初めて足を運び、素晴らしいイベントであることを確認してからは毎回、2年おきの開催に欠かさず足を運ぶようになった。今回も16日の本選会を聴いたが、本当に素晴らしい演奏者ばかりが並んで、腕比べというには勿体ない。あり得ないことだが、自分が審査に参加して同様に25点をつけることができるとしても、ほとんどの人は満点以外につけようがなく、採点には頭を抱えてしまうことだろう。誰が受賞したとしても不満はなく、その差はジュリー各々の価値観や趣味に基づくものでしかないといってもよい。

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2018年12月 3日 (月)

ラザレフ プロコフィエフ 『ロメオとジュリエット』 組曲 ほか 日フィル 横浜定期 11/24

【残り3曲を自由に想像させるラザレフ版】

2011年のあの日、聴き逃してしまったラザレフのロメジュリを、7年ぶりに回収できた。プロコフィエフによる2つの組曲版から抜粋して、任意に並べ替えたヴァージョンは、もともと震災前から準備されていたもので、必ずしも、運命的な過去の出来事にまつわる特別ヴァージョンというわけではないが、奇しくも、それに相応しい内容をもっていることは後述したい。3月11日に強行した公演と、2012年のアンコールにつづき、今回が3回目となり、最初の公演が録音にも残されている。その構成はバレエのドラマトゥルギーからは自由に、一見、音楽的な興趣だけを優先したようにもみえるのだが、7/10曲目に若い2人の悲劇が起こることで、残り3曲の解釈は聴き手のイマジネーションによって変容する、謎として生まれ変わり、劇的な解釈も可能である。多分、見える形は万華鏡を振るように十人十色であって、一定の答えを定めてはいない。その人がもっている音楽の知識やイメージ、あるいは、価値観のなかで、貴賤なく、いくつかにわかれるグラデーションにラザレフは寛容な姿勢を示す。

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